気づけば今年もあと5週間、すっかりHP更新をサボっていたことに流石に焦りを感じているていねこです。
この記事は以下の3部構成で行きます。
①夢を振り返って
②現実を振り返って
③来年の抱負を述べます。
①夢を振り返る
今年、ていねこは大きな夢を一つ叶えた。それは
デザフェスに出る!!!というもの。
幼い頃から絵を描くことやハンドメイドは好きでした。
中学の頃から作ったものをインターネットの海に流すようになりました(探さないでください)。
日本で暮らすようになり、大学に入ってからは自分なりの哲学を構築するようになりました。
英語でも日本語でも表現できない、自分にだけ「見えるもの」を形にすることに夢中になったこともありました。
でも、その表現したものが資本主義の中で価値を持つものになるとは思っていなかった。
日本で医師として働きたいと思うようになってからは、「普通の日本人」のふりをすることに力を注ぐようになりました。これについてはまたどこかで書きたい。
「普通の人が話す」日本語を使いこなせるようになり、心の余裕が出てから国内のいろんなクリエイターさんを知りました。
好きなクリエイターさんたちをツイッターでフォローするようになったら、自然とイベントの情報が目に入ってくるようになりました。
大学5年生の頃でしょうか、初めて「デザインフェスタ」を知りました。
しかし、東京のど真ん中に住んでおきながら、なぜかビッグサイトは遠く感じて、結局もったいないことに見に行きませんでした。原宿のデザフェスギャラリーすら行かなかった。
結局就活して国家試験を受けて、その間も「いつか出展してみたい」と思いながら、卒業して初期研修のために札幌に渡ったのでした。出たいと思うならなら一回ぐらい一般参加すれば良かったのにね。
あれから7年。7年?!
7年か・・・。
30代に入り、病気で働けなくなり、離婚し、開き直ってクリエイターを名乗り開業届を出し、復職した。
そして「もはや怖いものなくない?」と更に開き直り、えいやっとデザフェスに出ました。しかも2回連続で出た。
なんなら博物ふぇすてぃばるも出た。そこで声をかけてもらったA.D.Neel様で委託販売させて頂くことになった。




夢って、こんなに連続して叶っていいものなのか。
まあいいか。自分で叶えたものだし。
②現実を振り返る
みなさんご存知でしたか。
夢を叶えるとはすなわち、思い描いていたことを現実にするということなのです。
つまり、夢は叶えて終わりなのではなく、そこに付随する現実と向き合う義務が発生するのです。
でも、その現実すら夢の続きだから頑張れるのでしょう。たぶん。
たぶん、というのは、例えば私にとって「医師になる」は夢ではなかったので、
医師として降り掛かり続ける現実は「辛くも楽しい現実」ではあったけど、別に毎日が夢のようではなかった。
病気を機に医師を続けられなくないと悟り、患者さんたちを手放さなければならなくなった日は人生で一番悲しかった(闘病については医師としてつけているNOTEで書いています)。
でも、夢破れたというわけではなかった。あくまで現実的に医師になり、現実的に家庭医として働き、現実的にそれを中断したという実感だった。
やはり私にとって夢が現実になった最高の瞬間は、デザフェスのブースに自分でデザインしたバナーを掲げ、
ツイッター経由で私を知った方が現物のはんこを見に来てくれた、買ってくれた時だったと思う。
宣伝、出展、販売。クリエイターにとっては現実の極みではなかろうか。
今のところ、私にとっては夢の続きだと思う。夢を叶え続けるために夢のような生活を現実で送っている。
ところで私は内省が趣味なのかってくらい日々振り返りを重ねて生きている。
本業で初期研修医に振り返りの仕方を教えるくらいその重要性を感じてきた。
なので、クリエイター業に関しても振り返らないわけにはいかないのだ。
ちなみに、アーティストとして作ったものやそのプロセスを振り返ることと、
商業クリエイターとして販売活動を振り返ることは分けなければならないと思う。
みなさんはどう思いますか(突然の問いかけ)
この記事内で今年出展した3イベントの振り返りを言語化したかったけど、記事があんまり長くなるのは好みでないのでまた別に書こうと思う。
③来年の抱負
健康第一
何事も「できるか」ではなく「やりたいか」で決める
猫を愛する
以上。